ひな鶴観音 春章 jpsShunsho13

ひな鶴観音 春章

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ひな鶴観音 春章
絹本著色 99.0×35.0 cm
落款:旭朗井勝春章画
 三都遊歴狂客と署して「ある人北廓にかよひひな鶴にあそぶこと年あり其後も思ひの餘りゑかゝせける姿に歌よみてよと有ける折から心にうかひけるまゝの三首かい捨すなりぬ」と詞して
  補陀落のやまとし高き名を売もミな見あふかぬ人ハあら
  しな
  老人の枯木に似たるすかたにもこの女菩薩や花をさかす
  る
  あふき見て人のしたふも妙智力自由薩陀によそひなす身/ゝ
 とある。名妓雛鶴に身と心と財宝を捧げた粋人の幽明ところを距てる悲しさ、したわしさに堪えず、その面彫を春章に写させて密かにいたみ侘ぶ心情が接々と述べられています。旭朗井勝春章画と署して謹直、その需めに応じたのでしょう。太夫姿の晴れ装束に花冠をつけた雛鶴の美貌を精写、細麗優雅、生けるがごとくうるわしく、蓮のうてなにはこぶ西の御国への行相に、この人この幅をかき抱いて泣いたでしょう。
勝川春章 Katsukawa Syunsho

Wikipedia Syunsho

ウィキペディア 勝川春章

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