春遊柳蔭図 春章 jpsShunsho14

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春遊柳蔭図 春章
紙本著色 六曲一双屏風 141.0×354.0 cm
落款:勝春章図
所蔵:ポストン美術館
 ボストン美術館所蔵の肉筆浮世絵約三百点のうち、初期の「四条河原図」「隆連節ある遊楽図」のような稀代の優品につづいて、最も注目すべき図はこの六曲屏風一双です。
 春遊図は左に台地があり、咲きほこる桜のもと庶人感興たけなわにつくり、右に柴垣の旗亭に誘い入れる男女の一団があり、川べりの土堤づたい逍迄する人、春草を摘む人、松林の祭祀などを描き、勝春章図の落款があります。金粉を蒔いて爛漫の春趣豊かにひきはえる霞の彼方に溌墨の遠山を畳む。柳蔭図は流れに風そよぎわたり、縁台に憩い、糸を垂れ、笹の菓ずれる軒先、回廊に立ち居するなど女達の風流な遊びを写しています。この屏風には落款がありません。さらに歓楓と雪景の二作があって完結するかと思われます。
 風俗から察すると天明期で春章の円熟した作風です。また土埃や流水・樹法などには、本格的な筆描の習熟が明らかに推知されるばかりでなく、六曲大屏風の大局に向かって堂堂と布置した技最は抜群とすべきでしょう。
勝川春章 Katsukawa Syunsho

Wikipedia Syunsho

ウィキペディア 勝川春章

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