遊女立姿 春章 jpsShunsho43

遊女立姿 春章

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遊女立姿 春章
柱絵判錦絵 67.2×16.7 cm
落款:登草画 板元:不明
所蔵:リッカー美術館
 柱絵というのは掛物絵の一種でしょう。この種の形式としては、初期版画の時代には下部につぎ紙をした大判の墨摺りがあります。美人役者もあれば花鳥・古典人物など題材もさまざまであって、これは肉筆の掛物の代用印刷大衆版として作られたものでしょう。幕末ちかくになって菊川英山が工夫し、田舎むきの竪二枚継の大々判につくり、出版界に新風を送ったのも、ようやく国民大衆文化時代の到来を象徴的に示すものでした。それとは別に柱絵という狭くて長い掛け物絵があります。これも竹や木箸の大きさの軸つけた紙表装の安仕立てなどして、実用品として販売されました。柱かくしです。そのためですか、今日遺存するものはほとんど色もさめて保存の悪いものです。
 ここに出した遊女絵などは比較的に珍しい佳品でしょう。
勝川春章 Katsukawa Syunsho

Wikipedia Syunsho

ウィキペディア 勝川春章

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