役者絵 春好 jpsShunsho45

役者絵 春好

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役者絵 春好
大判錦絵 38.4×25.5 cm
落款:春好画 板元:不明
所蔵:高橋コレクション
七代片岡仁左衛門
 片岡家は上方での梨園の名門でした。七代目、八代目あたりが全盛で、上方の役者絵に多く描かれています。江戸浮世絵の黄金時代にいたのは七代目で、この人ははじめ中村松助、あらためて浅尾国五郎、天明八年に仁左衛門の四代目をつぎました。長く舞台をふんでおり、長寿の人で天保八年八十三歳で没しています。
 この人も上方芝居の中核をなす大立者、実悪や敵役を得意とし、その姿相とマスクと気魂こもった迫真芸で、観衆をうならせました。江戸下向も数度にのぼりました。
 七代仁左衛門の錦絵で最も印象的なのは酒井コレクションの豊国筆大首輪の彫摺の絶技でしょう。写楽の作中にも見られますが、掲出の春好画は一段と仁左衛門の実悪あるいは敵役の面魂を眼鼻だち相貌の筆線性格でたどり、衣文の稜線を濃墨の肉太で強調するなど、効果をねらっています。大首ものに新機軸を出した春好の優作の一つです。
勝川春好 Katsukawa Syunkou

ウィキペディア 勝川春好

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