雄雉子図 北斎 jpshokusaib36

雄雉子図 北斎

ライン

雄雉子図 北斎
紙本淡彩扇面一面
16.7×47.8cm
北斎画印印=辰政
墨田区蔵
 画中の讃は式亭三馬(1776~1822)の手になるもので、「なれもまた啼くねのけんをけんとして 色にかへけん妻こふる維子」とあり、妻恋鳥の別称をもつ雛子が枯れた筆致で描かれています。墨色で本紙いっぱいに描かれた維子の大胆な描写には、北斎の筆の運びの速さと、簡略ながらも的確な筆遣いを看取することができましょう。文化年間中期から後期にかけての北斎五十代の佳品です。あるいは注文作とも考えられますが、北斎と三馬という当代の人気作家二人に筆をとらせた注文主は、一体どのような人物だったのでしょうか。
葛飾 北斎 Hokusai Katsushika

Wikipedia Hokusai Katsushika

ウィキペディア 葛飾 北斎

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