羅漢図 北斎 jpshokusaib76

羅漢図 北斎

ライン

羅漢図 北斎
紙本着色一幅
127.0×51.5cm
八十七老卍筆印
太田記念美術館蔵
 本図は、八十七歳の筆になるもので、西洋画的な不思議な賦彩が一際目をひくものです。特に、茶色で太い人体の輪郭線や、草の獅の黄緑による色彩などは、北斎独自の感覚を示しているといってよく、晩年期の様式的特徴を顕著にした作品として、兄落とすことのできない佳作というべきです。
 なお、羅漢の元来の呼び名は阿羅漢で、悟りを得た人、あるいは最高の境地に達した人という意味がありました。釈尊入滅後は、弟子の最高位を示すものとなりましたが、大乗仏教ではややそれより低い者と見なされているといいます。しかし我が国では、親しみ深い仏たちとして、十六羅漢や五百羅漢など、多数が祀られているのです。
葛飾 北斎 Hokusai Katsushika

Wikipedia Hokusai Katsushika

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