三代瀬川菊之丞の大和万歳実は久かた 写楽 jpssharaku44

三代瀬川菊之丞の大和万歳実は久かた 写楽

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三代瀬川菊之丞の大和万歳実は久かた 写楽

細判錦絵33.3×15.4cm
落款:寫楽画
板元:馬屋重三郎極印
所蔵:ベルリン国立博物館東洋美術館
 背景を白地にして画面一杯に一人物を描きます。第三期中の白眉の作品。大きく腕に丸みをもたせた構えのポーズは、素襖の大きな曲線となって、やや反り身になった体とともに美しい型を表現しています。「江戸にては、女形上手-S-≫Jのといふは、殯村屋也、大和屋、綿屋など此上こす女形もなきように思われ候」は明和五年から江戸三座の立て役者として寛政期まで活躍した狂言作者、二代中村重助の『芝居乗合船 四』に見出される一節。その屋号からそれぞれ瀬川菊之丞、岩井半四郎、小佐川常世となり、これらが当時一流の女形であり、歌舞伎界の花形であったことがしられます。この菊之丞の大和万歳・白拍子久かたについて評判記は、「太夫のことであるから評を致す程の事もない」とこともなげにいっているからそれ相応の出来であったことがわかります。
 定紋の結綿が上下とも五つで、上五下七の紋番付と違って気になります。素襖や着物にある模様4菊之丞の替紋です。
東洲斎 写楽 Toushusai Sharaku

Wikipedia Toushusai Sharaku

ウィキペディア 東洲斎写楽

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