二代中村仲蔵の才若実は荒巻耳四郎 写楽 jpssharaku45

二代中村仲蔵の才若実は荒巻耳四郎 写楽

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二代中村仲蔵の才若実は荒巻耳四郎 写楽

細判錦絵31.5×13.3cm
落款:寫棄画
板元:蔦屋電三郎極印
所蔵:シカゴ美術館
 二代中村仲蔵は三代大谷広次の門弟三代大谷鬼次が、この都座の顔見世狂言で襲名しました。「浄るり万歳さい若のせり出し、所作事ふりは揃なされてよいぞよいですよ」(『役者人相鏡』)とあり、これが『評判記』で賞賛された一場面であることがわかります。上げた右足の爪先が上がり、同時に左足の鍾も上げた踊りの一瞬をキャッチした、その躍動美の描写は傑作の一つに価しています。中央部の着物の縦皺と左足とが一本の中心線となって、この人物の描写を安定させています。左足の心もち曲がった様子は、仲蔵の腰のはいった舞踊ぶりをよく表わしています。またすぼめた首筋から、役柄のこっけいな性格がよく出ています。
 この絵と「菊之丞の大和万歳」は、『閏訥子名歌誉』のなかの富本節の所作事『鶯宿梅恋初音』の二人を描いたものですが、一つは黄潰しで、他は白地の背景になっていて一組になるというわけにはいきません。両足の指、右手の小鼓をうつ手の描写にも細かい神経がいきとどいています。
東洲斎 写楽 Toushusai Sharaku

Wikipedia Toushusai Sharaku

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