絵手本『北斎漫画』八編 挿絵 狂画葛飾振 えでほん ほくさいまんが はっぺんさしえ きようがかつしかぶり jpshohi23

絵手本『北斎漫画』八編 挿絵 狂画葛飾振 えでほん ほくさいまんが はっぺんさしえ きようがかつしかぶり

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絵手本『北斎漫画』八編 挿絵 狂画葛飾振 えでほん ほくさいまんが はっぺんさしえ きようがかつしかぶり

葛飾北斎筆
彩色摺半紙本(全一五冊)
版元 角丸屋甚助
縦 24.4cm
横 16.0cm
文政元年(1818)
東京大東急記念文庫
 これについては、随筆「真佐喜のかつら」のいうように、発端は上方で流行の鳥羽絵にありました。鳥羽絵は人物を痩せて描くのだが、北斎は逆に肥った人間を登場させて人々を笑わせようとしました。いかにも北斎らしいひねりかたです。
 肥った人のしぐさには、どこか愛敬があっておかしいです。歩いても、寝ていても、笑っても。『真佐喜のかつら』はこの北斎の企画が失敗に終わったといいますが、ここには明るく屈託のないユーモアがあり、見る者はついそれにひきこまれて笑みをもらしてしまいます。
 肥った人物につづいて北斎は、鳥羽絵に倣って痩せた人物を登場させましたが、これはむしろリアルすぎてユーモアを逸脱してしまっています。
葛飾 北斎 Hokusai Katsushika

Wikipedia Hokusai Katsushika

ウィキペディア 葛飾 北斎

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