手踊図 ておどりず jpshohi37

手踊図 ておどりず

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手踊図 ておどりず

葛飾北斎 筆
絹本着色
落款東都北斎為一筆
縦 86.5cm
横 32.2cm
文政年間(1818~29)
『北斎漫画』における「雀踊」のように、北斎は舞踊をとおして、いろいろに変化する人間の体がつくりだす”かたち”の面白さに心ひかれました。「手踊図」もこれと同じで、舞いの一連の流れのなかでのある一瞬が、造形者としての北斎の関心を呼んだのでしょう。
 右足を軸として体が螺旋状にまわる、おそらくそれはまばたきするほどの時間だったろうが、その形態を北斎の両眼は鋭く、そして正確にとらえています。
 手足の指先の一本一本にまでこまかな神経がゆきとどいており、描写も精緻で気をぬいたところがありません。文政中期の作です。
葛飾 北斎 Hokusai Katsushika

Wikipedia Hokusai Katsushika

ウィキペディア 葛飾 北斎

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