鶴・こうのとり図屏風 つる・こうのとりずびょうぶ jpshohi42

鶴・こうのとり図屏風 つる・こうのとりずびょうぶ

ライン

鶴・こうのとり図屏風 つる・こうのとりずびょうぶ

葛飾北斎筆
二曲一隻
絹本着色
落款 北斎筆
縦 25.1cm
横 155.8cm
文化九~十二年(1812~15)頃
神奈川 氏家浮世絵コレクション
 七羽の鳥が三つに分かれて翔んでいきます。一羽一羽が違った存在なのですが、この図を見ていますと、左のもっとも前にいるこうのとりから、右の遠くへ翔び去っていく鶴まで、一羽の鳥の飛翔の様子を時間を追って順に描いていったような錯覚を受けます。それほど、この絵には七つの個体の間におたがいの動きが他の動きと結びあい、連動しているような一連の流動感が感じられます。
 鳥に大小をつけるだけで、確実な距離感と奥行きを表現できる北斎の技量の冴えに舌をまきます。
 鳥の描写は細密な写実的表現をおこなっており、なまなましい彩色とともに南蕪派の研究を示すものでしょう。
 「雷震」印は北斎が文化九年から十二年まで使用しています。
葛飾 北斎 Hokusai Katsushika

Wikipedia Hokusai Katsushika

ウィキペディア 葛飾 北斎

About the author: 重右衛門