木曾海道六十九次之内 宮ノ越 きそかいどうろくじゅうきゆうつぎのうち みやのこし jpshohi55

木曾海道六十九次之内 宮ノ越 きそかいどうろくじゅうきゆうつぎのうち みやのこし

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木曾海道六十九次之内 宮ノ越 きそかいどうろくじゅうきゆうつぎのうち みやのこし

安藤広重筆
大判錦絵揃物(七〇図)
落款 広重画
版元 伊勢屋利兵衛
縦 22.9cm
横 35.1cm
天保九~十三年(1838~42)頃
 「木曾海道六拾九次」は、最初渓斎英泉が担当」ていましたが、どういう事情からか途中から広重がこれに加わります。このシリーズは天保六年(1835)には刊行されていますが、広重の制作は天保八年から十三年ごろまでの間とみなされています。全作品七十図のうち広重が四十六図、英泉は二十四図を受けもっています。
 「東海道五拾三次」の成功で自信を得た広重は、ここでも持ち前の垢抜けの」た都会人的感性を発揮して、木曾路の風景にいどんでいます。
 「長久保」「宮ノ越」は「木曾海道六拾九次」のうちでも秀作の部類に入りますが、いずれも月明かりを背に浮かぶ、影絵のような情景が広重の関心を呼んだようです。
 「長久保」では墨の濃淡二色による橋や、板ぼかしを使った山影の表現に意を用い、「宮ノ越」では薄墨と緑だけの大胆な無線刷りによって後景のシルエットを描きだそうという、思いきった実験も試みています。
歌川広重 Hiroshige Utagawa

Wikipedia Hiroshige Utagawa

ウィキペディア 歌川 広重

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