四季の花尽 朝顔 しきのはなづくし あさがお jpshohi59

四季の花尽 朝顔 しきのはなづくし あさがお

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四季の花尽 朝顔 しきのはなづくし あさがお

安藤広重筆
団扇絵
落款 広重筆
版元 伊場屋仙三郎
縦 22.9cm
横 29.2cm
弘化年間(1844~47)頃
アメリカ ボストン美術館
 「四季の花尽」にはもう一点「萩に蛙」の図があり、春夏秋冬の四枚の揃物であった可能性も考えられます。
 いずれも団扇という特殊な形の画面に、小動物と植物の組み合わせを手ぎわよくおさめ、洒脱味を感じさせる画面をつくっています。
 ここで広重は、朝顔と小竹にとまるきりぎりすといった、いずれもはかない生命をもつ生きものに目を向けながら、その可憐な美しさにきめこまかな愛情をそそいでいます。そこには、いっくしみにあふれる彼の温かな心情がにじみ出て、愛すべき小品となっています。
 画面にそえられた俳句は、朝貞のあかれぬその日く哉と詠んでいます。鈴木重三氏によれば、これは芭蕉の門人支考の弟子にあたる巴静の句であるといいます。
 弘化年間(1844~47)の作品とされます。
歌川広重 Hiroshige Utagawa

Wikipedia Hiroshige Utagawa

ウィキペディア 歌川 広重

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