雪中椿に雀 せっちゆうつぱきにすずめ jpshohi60

雪中椿に雀 せっちゆうつぱきにすずめ

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雪中椿に雀 せっちゆうつぱきにすずめ
安藤広重筆
大短冊判錦絵
落款 広重筆
版元 不明
縦 38.0cm
横 17.0cm
天保三年(1832)頃
東京 リッカー美術館
 いかにも大衆画家広重らしい作品であろう。降りしきるぼたん雪の中に、椿がみごとな赤い花弁を開いている。そしていまそこに二羽の可愛らしいつがいの雀が、巣づくりの場所を探すかのように飛来したところである。こちらを向いた雀の顔が愛らしい。
 縦長の画面をうまく利用して椿の枝を描き、右下に雀を配置して構図バランスをとる。女、子供にまで喜ばれそうな、といってよいほどにこぎれいな感じの作品であり、それが広重の幅広い人気となっている。
 一歩誤れば大衆に媚びる形になりかねない危険性があるのだが、広重はそのぎりぎりのところで自分をコントロールしているようだ。
歌川広重 Hiroshige Utagawa
http://en.wikipedia.org/wiki/Hiroshige_Utagawa
Wikipedia Hiroshige Utagawa
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%8C%E5%B7%9D%E5%BA%83%E9%87%8D
ウィキペディア 歌川 広重

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