風俗図 師宣 jpsmoronobu04

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風俗図 師宣
紙本著色六曲一双屏風165.6×397.8cm
落款:房國菱川師宣図
所蔵:フリヤ美術館
 浅草と上野は江戸時代の盛り場であって、江戸町人文化の揺籃でありました。また諸国から出府する人々のにぎわう繁華の地でありました。浮世絵はここをセンターとして隅田川流域の水郷や下町の庶民生活を描写することから、江戸末期には次第に全国的に拡大されていきました。師宣は「上野花見の躰」、「よしはらの躰」など称する続き絵はじめ、この界隈の人情風俗をこまごまと描いて名を成しました。だがその大作というものは、東京国立博物館蔵の無落款の演劇図屏風とこのフリヤ美術館蕨の六曲一双のほかには残っていないようであります。フリヤ美術館蔵ぱ東京国立博物館蔵の室内図とちがって、壮大な景観図であります。掲出の図にもみる通り、さすがに人物とその群集構図に秀抜さを示しています。景観の構成や堂宇にはやや粗末なところが指摘できますが、松や桜の樹法には本画の習得からくる格調があって、推賞すべきであります。
菱川師宣 Hishikawa Moronobu

Wikipedia Hishikawa Moronobu

ウィキペディア 菱川師宣

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