象引 清倍 jpsmoronobu30

象引 清倍

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象引 清倍
大々判墨摺筆彩色 59.1×三ニ・四cm
落款:鳥居清倍図 板元:江見屋吉右衛門
所蔵:ネルソンーギャラリー・アーキンス美術館
 シカゴ・シムポジウムに際し、この絵を初めて学界に紹介したのは鈴木重三氏でありました。その後これに関する考証を進めておられます。また「元祖鳥居清信圓求五代目清峯画」として、清峯(二代清満)が版画に作ったものが現存しています。また鈴木氏は「寿十八番歌舞伎狂言考」(豊芥子)の象引の「按に文化年中、馬喰町四丁目江崎屋より昔の丹絵といふ物を四五番出板す、其中に団十郎素抱の肌ぬき、山中平九郎公家悪にて飲を引合所あり」を引き、「この図は元禄の元摺りか、その版木を文化年間に摺りたものなのか、仔細に検討しなければ、にわかには結論は導き出せない」としています。
だが、「古趣の窺える現時点唯一の資料である当図の価値はゆるぐものではない」と結んだ。
 この「象引」は次の「暫」の図とともに「大田氏蔵魯」「南畝文庫」の二印を捺してあり、蜀山人が鑑蔵した由緒ある遺品として注目される。
鳥居清倍 Torii Kiyomasu

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