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東海道五拾三次之内33番目 二川宿 ふたがわ Tokaido53_33_Futagawa 画題:「猿が馬場」 wpfto5333

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東海道五拾三次之内33番目 二川宿 ふたがわ Tokaido53_33_Futagawa 画題:「猿が馬場」 wpfto5333

東海道五拾三次之内33番目 二川宿 ふたがわ Tokaido53_33_Futagawa 画題:「猿が馬場」 現在の愛知県豊橋市で、白須賀から5.8キロメートルで二川宿。
 このあたりは、赤松林はあるが平坦で画ざいにも乏しいことろである。街道の右手には巌殿観音があり、情景画としてここを描いている。
 小松原の猿が馬場の夕暮で、なにもかも薄暗い夕闇の中を、旅する三人の瞽女の寂しい姿がいく。その足もとも重く。たどたどしく、今宵の宿へと辿っている。肩にした三味線も重たげである。名物かしは餅の看板の茶見世で一休みしようか、今日の稼ぎ高を三人で相談しているのであろうか。小松原をひろくとった構図も、旅の悲しい風情を見る人に感じさせるのに役立っている。
 歌川 広重 Hiroshige Utagawa

Hiroshige Utagawa

ウィキペディア 歌川 広重

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