ニ代小佐川常世 写楽 jpssharaku26

ニ代小佐川常世 写楽

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ニ代小佐川常世 写楽

大判錦絵37.3×24.3cm
葉霜東洲斎寫楽画
板元:蔦屋重三郎極印
所蔵:ユゲットーベレス
 吉田嘆二氏はこの常世の役について、定之進妻桜木と一応決めて、このときの辻番付にも絵番付にもなくて疑問ではありますが、定之進の鐘入り伝授の場において道成寺を舞う役で、この狂言には当然出るべき役としています。しかし鈴木重三氏は、この『恋女房』のとき常世は、一平姉おさんと、切の『義経千本桜』の静御前だけをつとめていますが、この二者の扮装は常世のそれと一致しません。そして吉田氏の桜木説は原作の丸本にこの女性は出ず、番付にも見えないので役名考証は保留した方がよいと述べています。なお吉田氏のいうごとく、定之進役者がいないときには、女形の立者が妻桜木として定之進の役どころを演じたことはあるらしいですが、この図の解釈にはなりかね。るとしている。
 常世を評した言葉に「仕打に色を含み情を失はず面白いこと、しかし此上花があらば尚よかるべし、実六分花四分と存ずる」(『役者年中行事』)とあり、この女形の芸風をそのまま表現している絵がこれであるといえましょう。
東洲斎 写楽 Toushusai Sharaku

Wikipedia Toushusai Sharaku

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