亀井戸太鼓橋 湖心斎 jpsharunobu60

亀井戸太鼓橋 湖心斎

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亀井戸太鼓橋 湖心斎

柱絵判錦絵69.8×11.8cm
落款:湖龍画 板元:不明
所蔵:東京国立博物館
 浮世絵版画の数ある判式のうちでも特殊な柱絵判は、丈長奉書を横に四分した大きさで、極度に竪長のサイズをとります。
これを掛物に仕立てて柱にかけ、室内の装飾にも用いられましたから、当時は「柱かくしの絵」とか、「柱かけ」と呼ばれて親しまれましました。この柱絵をもっとも数多くてがけ、優品も多いのが湖竜斎です。竪長の画面は、おのずと構図に特別の工夫を要します。ここにあげた湖竜斎の作品を見ますと、この課題を無理なく自然に解決していることが分かるでしょう。
 亀戸天満宮の心字池にかけられた太鼓橋を若衆に手をひかれてのぼる娘は、裾を乱して白い肌を見せます。画面の上部には名物の藤の花が垂れ、はなやかなよそおいを添えています。
鈴木 春信 Suzuki Harunobu

Wikipedia Suzuki Harunobu

ウィキペディア 鈴木 春信

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