ニ代三条勘太郎の大磯の虎 長谷川義重 jpsmoronobu50

ニ代三条勘太郎の大磯の虎 長谷川義重

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ニ代三条勘太郎の大磯の虎 長谷川義重
細判漆絵 32.2×14.9cm
落款:長谷川義重筆 板元:さがみ屋
 義重という人も作品の少ない人でしょう。この図でみると長谷川を称し、湯島天神女坂、地本問屋板元さがみ屋の出版であるから、江戸の人でしょう。義を名に用いるものに山本平七郎義信という人があり延享・宝暦頃に描いています。また義行を挙げ享保末に細判漆絵の作がある(『浮世絵師伝』」としています。掲出の図も同年代の風俗であり、細判の漆絵であるので、この人も何らかの関係がありたかも知れません。なお享保頃の美人画に義直という署名も見られます。輝重と同じく、さらに作品の検討を遂げて明らかにしたい。
 この図でみても相当の技倆が察せられます。この図は享保十三年(1728)正月、二代三条勘太郎所演の、中村座『曾我蓬莱山』での大磯の虎を描くものと考証されています。虎は十郎の愛妓であり、弟五郎が猫を殺したということから、その執念を現わしたり、その所作もあるとのことだから、それにからむ絵でしょう。
長谷川義重 Hasegawa Yosishige
ウィキペディア 長谷川義重

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