高名美人六家撰・辰巳路考 歌麿 jpsutamaro55

高名美人六家撰・辰巳路考 歌麿

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高名美人六家撰・辰巳路考 歌麿

大判錦絵揃物 36.3×25.3cm
落款:歌麿筆
板元:近江権九郎
所蔵:高橋コレクション
 前図の「旭屋後家」と同じシリーズの一図で、本図が同揃物中でも特にすぐれています。
 上の判じ絵から、十二支の辰と」、舟の櫓、そして線香の香で、「辰」路考」とその女性名を判読しています。辰巳は、江戸の辰巳の方向(東南)にあたる深川の地を指して辰巳といい、その岡場所の芸者を辰巳芸者といいました。
 ふ。くらとした顔立ち、大鳥田の見事な髪型、橘絆の紅、胴着の紫、太い黒襟のついた竪縞の着物、緑の帯という配色が、路考の堂々としたはち切れるような美しさを描きつくしている。ことに、首にかけた守り袋の朱色の紐、手首に結んだこよりが、伝法肌の江戸っ子ぷりを伝えています。
 このシリーズの制作時期は、異説もたてられると思われますが、「難波屋おきた」の作に、「再出」という文字が記されており、「高鳥おひさ」の図は、川を落とした姿で描かれていますので、寛政八年(一七九六)ごろの開板と私は考えます。
喜多川歌麿 Kitagawa Utamaro

Wikipedia Kitagawa Utamaro

ウィキペディア 喜多川歌麿

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