市川男女蔵の奴一平 写楽 jpssharaku20
市川男女蔵の奴一平 写楽 大判錦絵35.0×24.0cm落款:東洲粛寫棄画板元:蔦屋重三郎極印所蔵:オットーリーゼ「赤橘枠」と愛称される作品です。鈴木重三氏は、従来は男女蔵十四歳のときの青年役者を描いたものとしていました […]
市川鰯蔵の竹村定之進 写楽 jpssharaku19
市川鰯蔵の竹村定之進 写楽 大判錦絵35.9×23.5cm落款:東洲斎寫楽画板元:蔦屋重三郎極印所蔵:クリープランド美術館 『恋女房染分予綱』の評に「道成寺なら道中双六なら、小便の間も後に目のほし蝶」というのがありますが […]
八代森田勘弥の駕篭昇鶯の次郎作 写楽 jpssharaku18
八代森田勘弥の駕篭昇鶯の次郎作 写楽 大判錦絵38.3×25.2cm落款:東洲粛寫囃画板元:蔦屋電熹所蔵:ギメ美術館 この画面は、桜田治助が天明八年(1788)に作った常磐津『戻駕色相肩』をもじって『敵討ち乗合話』のなか […]
中島和田右衛門のぼうだら長左衛門と中村此蔵の船宿かな川やの権 写楽 jpssharaku17
中島和田右衛門のぼうだら長左衛門と中村此蔵の船宿かな川やの権 写楽 大判錦絵37.4×25.0cm落款:東洲庸寫楽画板元:蔦屋重三郎極印 ここに描かれている二人を対照的にみると、あらゆる角度から相違点がみられます。前者を […]
尾上松助の松下造酒之進 写楽 jpssharaku16
尾上松助の松下造酒之進 写楽 大判錦絵39.0×25.6cm落款:東洲粛寫巣画板元:蔦屋重三郎極印所蔵:東京国立博物館 のびた月代、ほつれた警、くずれた髪、黒い目のふち、浪人して貧困の生活にいき、その上志賀大七に殺される […]
四代松本幸四郎の山谷の肴屋五郎兵衛 写楽 jpssharaku15
四代松本幸四郎の山谷の肴屋五郎兵衛 写楽 大判錦絵38.1×25.4cm落款:東洲粛寫棄画板元:蔦屋重三郎極印所蔵:ネルソンーギャラリー・アトキンス美術館 この画面でまず目につくのが太い黒の襟の部分で、これと頭髪の黒で全 […]
ニ代市川高麗蔵の志賀大七 写楽 jpssharaku14
ニ代市川高麗蔵の志賀大七 写楽 大判錦絵37.0×24.0cm落款:東洲斎寫楽画板元:蔦屋重三郎極印所蔵:リッカー美術館 紅の隈取り、緑の着物の裏、鞘の黄、あとはほとんど黒で単純な色からくる印象がきわめて強いです。それに […]
中山富三郎の宮城野 写楽 jpssharaku13
中山富三郎の宮城野 写楽 大判錦絵36.7×23.8cm落款:東洲粛寫巣画板元:蔦屋重三郎極印 人一倍ながい顔と吊り上がった眉毛の描写、この奇怪な取り合わせに対して、頬から顎にかけての柔らかい流れるような曲線は、はなやか […]
松本米三郎のけはい坂の少将 実はしのぶ 写楽 jpssharaku12
松本米三郎のけはい坂の少将 実はしのぶ 写楽 大判錦絵38.4×25.1cm落款:東洲庸寫棄画板元:蔦屋重三郎極印所蔵:メトロポリタン美術館 この絵の構図の中心は煙管をもつ手であり、その上と下に白い顔と黒い帯を大きく描き […]
三代佐野川市松の祇園町の白人おなよと市川富右衛門の蟹坂藤馬 写楽 jpssharaku11
三代佐野川市松の祇園町の白人おなよと市川富右衛門の蟹坂藤馬 写楽 大判錦絵37.7×25.4cm落款:東洲斎寫渠画板元:蔦屋重三郎極印所蔵:ベルリン国立博物館東洋美術館 おなよの着物の襟や袖口にみられる格子の模様は、市松 […]
二代瀬川富三郎の大岸蔵人妻やどり木と中村万世の腰元若草 写楽 jpssharaku10
二代瀬川富三郎の大岸蔵人妻やどり木と中村万世の腰元若草 写楽 大判錦絵37.3×25.1cm落款:東洲斎寫南画板元:蔦屋重三郎極印所蔵:リッカー美術館 富三郎は三代菊之丞(第9図 おしづ役)の弟子でした。その菊之丞は初め […]
三代瀬川菊之丞の田辺文蔵妻おしづ 写楽 jpssharaku09
三代瀬川菊之丞の田辺文蔵妻おしづ 写楽 大判錦絵37.8×26.2cm落款:東洲粛寫棄画板元:蔦屋重三郎極印所蔵:オットーリーゼ 鬘のほつれに、鉢巻に、文蔵の難苦の生活を助ける妻の姿がよく表わされています。しかしそのなか […]