風流花之香遊・萩寺 歌麿 jpsutamaro02

風流花之香遊・萩寺 歌麿
風流花之香遊・萩寺 歌麿

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風流花之香遊・萩寺 歌麿

大判錦絵 二枚続 右38.0×24.2 左38.8×25.6cm
落款:哥麿画
板元:不明
所蔵:右・東京旧立博物館 左・酒井コレクション
 天明の時代になりますと、長く続いた太fのためか、また当時の放漫政治の反映か、よく江戸の人々は戸外の行楽を楽しむようになりました。
 この萩寺というのは、萩の庭で有名な竜眼寺のことと考えられますが、鈴木春信にも鳥居清長にも、ここを取材したと思われる作があり、好画題の一つといえましょう。
 歌麿は、一枚に四人ずつ、八人の群像を描いています。群像の配置ではみるべき力量を示していますが、人物の姿態描写には、右の図の床几に腰をおろした女性の上半身と下半身のアンバランスな描写によって明らかなように、まだまだ絵師としての若さを感じさせます。また衣服模様描写に留意するあまり振り袖の表現が平板な印象となっているのも、この若さによるものでしょう。
 今回収録した左図は、所蔵:が海外で偶然入手された貴重な図で、従来その存在すら知られていなかった作品です。
喜多川歌麿 Kitagawa Utamaro

Wikipedia Kitagawa Utamaro

ウィキペディア 喜多川歌麿

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