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東海道五拾三次之内3番目 神奈川宿 かながわ Tokaido53_03_Kanagawa 画題:「台之景」 wpfto5303

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東海道五拾三次之内3番目 神奈川宿 かながわ Tokaido53_03_Kanagawa 画題:「台之景」 wpfto5303

東海道五拾三次之内3番目 神奈川宿 かながわ Tokaido53_03_Kanagawa 画題:「台之景」 現在の神奈川県横浜市神奈川区で、川崎から9.8キロメートルで神奈川宿である。
 街道はゆるい丘陵へ続く。街道に軒を並べる茶屋、茶見世の客引き女が旅人の袖をひいている。江戸を立って神奈川泊りは楽旅の一日の行程だったという。
 昔はこの街道近くまで海がせまって船着場であった。その海を左手にひろく見せ、遠く磯子、金沢のあたりを遠景としている。海上には帆の舟、近くは大伝馬船や幾艘かの釣舟が静かな海に浮かんでいる。全体の構図が品川の図に近いが、江戸から離れた野趣豊かな街道風景画捨て難い。こうした静かな漁村に江戸三百年の夢を破って黒船が来航、神奈川は横浜港へと発展したのである。
 歌川 広重 Hiroshige Utagawa

Hiroshige Utagawa

ウィキペディア 歌川 広重

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