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歌撰恋之部・物思恋 歌麿 jpsutamaro27

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歌撰恋之部・物思恋 歌麿

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歌撰恋之部・物思恋 歌麿

大判錦絵揃物38.6×26.1cm
落款:歌麿筆
板元:蔦屋重三郎
所蔵:リッカー美術館
 前図と同じシリーズ中の作品で、歌麿の最大傑作といわれる作品です。
 右手でほお杖をついて物思いに沈んでいる中年増。ここでも細めた日、きっと結んだ口許が、この女性の心の内を表現しきっているとはいえ、彼女が爪を落とした女房風俗であるため、前図の「深く忍恋」以上に、中年増の恋に悩んでいるなやましさが描きつくされています。
 淡い紅の雲母摺りのバご地に黄の格子模様の胴着などの色彩美が、顔貌と衣服の線の太さをかえている描線の妙味を生かすのに役立っているばかりでなく、歌麿大顔絵の芸術的真髄を示しています。
 このシリーズには、「夜毎に逢恋」、「あらはるる恋」。「稀二逢恋」の三図があり、また題名のない作品も知られています。
喜多川歌麿 Kitagawa Utamaro

Wikipedia Kitagawa Utamaro

ウィキペディア 喜多川歌麿

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