破魔弓 春信 jpsharunobu33
破魔弓 春信 中判錦絵 29.6×21.2cm落款:鈴木春信画 板元:不明所蔵:メトロポリタン美術館 紫の羽織を着、黒のお高祖頭巾をかぷった女が、破魔弓を手にし、羽子板や裏白の葉など正月の祝儀物を雁に背負った少年に呼びと […]
雪中相合傘 春信 jpsharunobu32
雪中相合傘 春信 中判錦絵 27.2×19.8cm落款:鈴木春信画 板元:不明所蔵:シカゴ美術館 暗い夜空から霖々として舞いおりる純白の雪は、世の常のけがれをおおいかくし、みだりがましい物i日を吸いこんでは消してゆきます […]
紀友則(雪晴れ) 春信 jpsharunobu31
紀友則(雪晴れ) 春信 中判錦絵 27.5×21.3cm落款:春信画 板元:不明所蔵:リチャード・P・ゲール 雪晴れの川面を渡る千鳥の群れ、その鳴き声に振り返るお高祖頭巾の女は、いま気がついたように傘をたたみます。うしろ […]
茶ひき臼 春信 jpsharunobu30
茶ひき臼 春信 中判錦絵 28.6×21.5cm落款:春信画 板元:不明所蔵:ボストン美術館 小春日和の陽射しをうけて、縁先近くすえたひき臼にもたれ、心地よさそうにうたた寝をする産児、かたわらにこれを見おろす美人が立ちま […]
浮世美人花寄・娘風 春信 jpsharunobu29
浮世美人花寄・娘風 春信 中判錦絵 28.1×20.9cm落款:鈴木春信画 板元:不明所蔵:東京国立博物館 亀戸天満富にほど近い竜眼寺は、境内に萩が多く植えられ、昔から「萩寺」の名で親しまれています。ここをしばしば訪れた […]
源信明朝臣(月鏡) 春信 jpsharunobu28
源信明朝臣(月鏡) 春信 中判錦絵 28.3×21.1cm落款:春信画 板元:不明 帯の端を口にして、中天の明月を見かえる美人の立姿は、哀桔をたたえながら楚々として美しいです。雲形の内に記される’源信明朝臣 こひしさはを […]
ささやき 春信 jpsharunobu27
ささやき 春信 中判錦絵 28.3×21.0cm落款:春信画 板元:不明所蔵:東京国立陣物館 虫の音のすだく夏の宵、縁先に出て涼をとる二人の女が、なにやらただならぬポーズをとって身を寄せています。団扇をもつ藍縞の浴衣を着 […]
子供の相撲 春信 jpsharunobu26
子供の相撲 春信 中判錦絵 27.8×20.5cm落款:鈴木春信画 板元:不明所蔵:岡橋コレクション 草刈りにあきた子供たちが、鎌や龍をかたわらに置き、川のほとりで相撲をとります。年長の二人が裸になって組み争い、”芥子” […]
野分 春信 jpsharunobu25
野分 春信 中判錦絵 27.3×20.0cm落款:鈴木春信画 板元:不明所蔵:リチャード・P・ゲール 柳の枝を吹き流し、稲穂や野菊の茎を倒すほどの野分に襲われて、遊山の逍恚に郊外へ出た二人の女性が風に悩んでいます。紅の振 […]
縁先物語 春信 jpsharunobu24
縁先物語 春信 中判錦絵 27.5×20.2cm落款:鈴木春信画 板元:不明所蔵:東京国立博物館 肩を抱き寄せ手首をおさえて少年の耳もとにささやきかける女は、障子のかげからのぞき見る娘の、乳母か侍女というところでしょうか […]
虫篭をもつ母と子 春信 jpsharunobu23
虫篭をもつ母と子 春信 中判錦絵 28.3×21.3cm落款:春信画 板元:不明 さかしらな打算を知らぬ無垢の心情を愛した春信は、純粋の恋を楽しむ青春の男女や、無心に遊ぶ腕白の幼童などとともに、本図に見るような母と子のほ […]
藤原敏行朝臣(秋風) 春信 jpsharunobu22
藤原敏行朝臣(秋風) 春信 中判錦絵 28.2×21.2cm羨霜春信画 板元:不明所蔵:熱海美術館 雲形のうちに「秋きぬと目にはさやかに見へねとも風のおとにそおとろかれぬる」と記された藤原敏行の和歌は、季節の推移に鋭敏な […]