螢狩り 春信 jpsharunobu21
螢狩り 春信 中判錦絵 27.9×21.0cm落款:存信画 板元:不明所蔵:リッカー美術館 若衆と娘が連れ立って夜の川辺に出歩き、螢狩りに遊ぶところ。飛びかう螢を彫りのこしたr5-の地は夜闘を啼示する例の手法で、その下方 […]
風流六寄仙・僧正遍昭 春信 jpsharunobu20
風流六寄仙・僧正遍昭 春信 中判錦絵 28.0×21.0cm落款:春信画 板元:不明所蔵:リッカー美術館 石造りの大鼓橋に立った二人の女が、蓮の葉が敷きつめられたように浮かぶ池の面をながめます。陽射しもようやく強くなる初 […]
筒井筒 春信 jpsharunobu19
筒井筒 春信 中判錦絵 28.7×21.1cm落款:春信画 板元:不明 桐の花咲く井戸端に、相愛の少年と少女が立ちます。男の子はなにやら語りかけるように、恥じらいにうつむく少女の肩を抱きかかえます。幼い二人のどことなくぎ […]
藤原元真(夏は来ません) 春信 jpsharunobu18
藤原元真(夏は来ません) 春信 中判錦絵 27.6×20.6cm落款:春信画 板元:不明所蔵:フラデルフィア美術館 初夏の陽光もまぷしい、とある家の庭先で、洗い物を物干に干す母親の脇を、幼い子供が飼い鳥を迫いかけて通って […]
夜更け 春信 jpsharunobu17
夜更け 春信 中判錦絵 28.7×22.2cm落款:存信画 板元:不明 遊女が夜更けて床をたち、隣の部屋でうつぶせに寝人ってしまった禿の姿を兄出したところ、白無垢の寝着が鮮かに見る人の日を射ます。紙背から圧力を加えて画面 […]
縁先美人 春信 jpsharunobu16
縁先美人 春信 中判錦絵 28.7×21.6cm落款:春信画 板元:不明 障子にうつる人彫は、宴楽たけなわの室内のにぎわいを伝えます。その座敷を抜け出して縁先にたたずみ、物想いにしずむ白衣の遊女は、かなしくもあわれな風情 […]
柳の川岸 春信 jpsharunobu15
柳の川岸 春信 中判錦絵 28.2×21.4cm落款:鈴杢春信画 板元:不明所蔵:リチャード・P・ゲール 柳の葉もいまだ稚い初夏の大川端に、さわやかな風が軽くやさしく流れ薫るなかを、宴席に向かう芸妓が舟を下りて陸に上がり […]
源重之(浜風) 春信 jpsharunobu14
源重之(浜風) 春信 中判錦絵 28.4×21.4cm落款:鈴木春信画 板元:不明 春信の王朝文化に寄せる強いあこがれは、古典和歌の抒情を当世風俗のうちに再現しようとする、独特の美人画様式を生み出しましました。本図もまた […]
素性法師(春の錦) 春信 jpsharunobu13
素性法師(春の錦) 春信 中判錦絵 28.0×20.9cm落款:鈴木春信画 板元:不明所蔵:フォッグ美術館 画面上部の雲形の中に、「見わたせば柳さくらをこきまぜて都ぞ春のにしき成けり」という素性法師の和歌を記し、その下に […]
桜下の駕寵 春信 jpsharunobu12
桜下の駕寵 春信 中判錦絵 28.8×20.7cm落款:鈴木春信 板元:不明所蔵:ボストン美術館 桜の花も今が盛りの存の野辺に、行楽に出た娘たちが駕庇を休めて一服します。若草の西りにみちた存の大気があたたかくゆきわたって […]
梅の枝折り 春信 jpsharunobu11
梅の枝折り 春信 中判錦絵 26.9×20.9cm落款:なし 板元:不明所蔵:山種美術館 上塀越しに伸び出る梅の枝を、侍女の背を借りて手折ろうとするおてんばな町娘。雪持竹の模様をつけた紅色の振袖姿が、灰色の上塀や侍女の着 […]
雨夜の宮詣で 春信 jpsharunobu10
雨夜の宮詣で 春信 巾判錦絵 27.7X20.5cm落款:なし 板元:不明所蔵:東京国立博物館 横なぐりに降る激しい雨足もいとわず、それも提灯の火を頼りの夜半に女ひとり、何を祈ろうとして神社への道を急いできたのですか。破 […]